今日からまた、新しい1週間が始まりました。
皆様が、思い思いの夢や希望が叶う1週間になりますように願っています。

沖縄問題で象徴的なものは、間違いなく米軍基地問題です。
この米軍基地問題において、嘉手納町の町長として大きな役割を果たされた宮城篤実さんの告別式に参列しました。

国に対して「もの言う政治」を担っていたのが、宮城篤実さんでした。

私が提案した「新嘉手納統合案」とは、相容れない場面もありましたが、尊敬の念は変わるものではありません。

私がドイツの米軍基地、シュパンダーレム空軍基地を訪問したとき、基地の司令官が私にこう話しました。

「私は地域の声に耳を傾けながら、地域と基地が共存できるようにしている。例えば、この地域で大切な人の祝い事や葬儀の際には、米軍は訓練を止め、敬意を表すのだ」と。

宮城篤実さんの葬儀に参列し、嘉手納基地のジェット機の爆音が聞こえるたびに、あのドイツの司令官の言葉を思い出しました。

「なぜこの葬儀の時間だけでも、訓練を止めて敬意を表せないのか」と思わざるを得ませんでした。

私たち久米島オーシャンジェットは、多くの人に敬意を表しながら事業を進めてまいります。

「久米島町民」、「本部町民」
「久米島と本部を愛する人々」、「久米島、本部に行きたいという全国の人々」、「この事業を支えてくださっている株主の皆さん」、「この事業を共に担っている関連企業の皆さん」

私たちは、すべての方々に敬意を払いながら、これからの航路を切り開いていきます。