演劇『星見草(ほしみぐさ)』を鑑賞して参りました。
白梅学徒隊の一員、中山きくさんの人生を描いた作品です。
中山きくさんは、私が敬愛する芸人・津波信一さんのおばさまにあたります。 津波さんには、久米島オーシャンジェットの船名「つむぎ」をご提案いただいたご縁もあり、今回の舞台はなおさら胸に迫るものがありました。
演劇は非常に感動的で、「二度と戦争があってはならない」と、心の底から刻み込まれる思いでした。 戦争を表現する台詞の一つひとつがあまりにもリアルで、胸がえぐられるような痛みを覚えます。 それでも、実際の戦場は、この舞台以上に過酷だったに違いありません。
この作品を多くの方に観ていただきたいと感じました。 平和の重みを、改めて知るきっかけになりました。
久米島オーシャンジェットの事業は観光産業です。
平和であるからこそ成立します。
「世界が平和でありますように」
「世界の平和希求する」
この二つの言葉を、会社の社是として毎日唱和しています。
明日、6月23日は沖縄慰霊の日。
私は30年間、毎年この日に摩文仁まで歩き、平和を祈ってきました。
そして明日も、平和を確かなものにするため、歩みを続けます。
こういう時代だからこそあらためて、世界が平和でありますように。

