「琉球エアーコミューターと日本トランスオーシャン航空が就航している久米島路線について、
国が赤字を補填する欠損補助が打ち切られる恐れがある」という記事を書いた琉球新報の記者から
取材を受けましたので、丁寧に答えました。

補助金がどうなるかについては、国の制度の中で決められることであり、私たち一企業が
関知することではありません。

また、航空会社が減便するとか運賃を値上げするとかということについても、
私たち一企業が関知することではありません。

しかし私たちは、航空会社と久米商船と共存共栄できる関係であると信じています。

それは、久米島のために、ライバルという関係ではなく、お互いに久米島をサポートしていく
関係であるからです。

「飛行機で行って、船で帰る」
「船で行って、飛行機で帰る」

このようにお客様の選択肢が増えることは、久米島を訪れる客数が増えることにつながり、航空会社も私どもも「win-win」の関係になることは間違いありません。

さらに、航空会社の搭乗率が増えることで赤字路線が解消され、赤字補助を拠出していた久米島町にとっても、補助金を出さなくてもよくなることで財政的なメリットが生まれます。

つまり、「航空会社」「久米島オーシャンジェット」「久米島町」の三者にとって「win-win-win」の関係になるのです。

皆さんには、記事の字面だけでなく、その奥深さを見ていただけたらと思います。