今日からお盆ですね。
ご先祖様が里帰りされ、仏壇が賑やかになるのは、やはり嬉しいものです。
今朝の新聞で「ペット用のウチカビが人気を集めている」という記事を拝見し、思わず声を上げて笑ってしまいました。
その瞬間、職員の方々から「また始まった…」という目で見られているのを感じましたが、これもまた、時代が移り変わる中での新しい発見と楽しさですよね。
『ペット用ウチカビに込められた想い』
ご存知の通り、沖縄では旧盆の最終日である「ウークイ」に、ご先祖様があの世でお金に困らないようにと「ウチカビ」と呼ばれる紙のお金を燃やして送る習慣があります。
ペット用のウチカビは、通常のものより小さめで、お金の代わりに魚や骨の模様が刻印されています。
これは、虹の橋を渡った愛するペットたちが、あの世で大好きな食べ物に困らないように、という飼い主さんの温かい気持ちが込められたものなんです。
伝統を大切にしつつ、変化を取り込む──お盆の過ごし方にも、時代の変化が確実に表れています。
しかし私は、新しいものを取り入れることと同時に、厳粛に伝統を守ることのどちらも同じくらい大切だと考えています。
私自身は、日々のエネルギーの7割を「変化を先取りする」ことに注ぐと決めています。
なぜなら、この沖縄をさらに良くしていくためには、現状維持ではなく、積極的に変化を選び取っていく必要があるからです。
もちろん、新しいことに挑戦する際には、様々な壁に直面することもあります。
ですが、その壁を乗り越えていく過程そのものが、私にとっては大きな喜びであり、楽しみでもあります。