昨日、まちの米屋さんの店主と一緒に、スーパーへ「古古古米」を探しに行きましたが、見つけることができませんでした。
その流れで、店主と近ごろの米事情について語り合い、「精米」という工程を教わる機会を得ました。
話を聞けば聞くほど、精米の奥深さに驚かされます。
私が思い描いていた単純な作業とはまったく違ったのです。
1回目の精米では玄米の外皮を取り除き、
2回目は粒の小さな米を選別し、
3回目に色を整えて仕上げる――。
店頭に並ぶまでに、少なくとも三段階の工程があることを知りました。
さらに店主によれば、大手の精米業者では5段階に及ぶ場合もあるそうです。
精米の工程を学ぶにつれ、市場に並ぶ2,000円の安価な米がどれほどの手間を経ているかを改めて実感しました。
久米島オーシャンジェットの就航準備も、この精米と同じく幾重もの工程を踏まねばなりません。
久米商船との共同運航合意
共同運航についての公正取引委員会の認可
日本小型船舶検査機構(JG)の許可
最終的な安全確認検査
等々
いずれも欠かすことのできない、大切なプロセスです。
すべての物事には、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることが不可欠なのだと、改めて感じました。
久米島オーシャンジェットは、安全運航を最優先に、就航までの工程を着実に進めてまいります。